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低濃度PCB含有廃棄物の分析

■ 平成24年8月10日
「無害化処理に係る特例の対象となる一般廃棄物及び産業廃棄物」等の一部を改正する告示が公布されました。
これにより、従来の微量PCB汚染絶縁油に係る廃PCB等、PCB汚染物及びPCB処理物に加えて、低濃度PCB含有廃棄物(PCB濃度が5,000mg/kg以下のもの)が無害化処理認定施設で処理できることになりました。
<表1低濃度PCB含有廃棄物参照>

■ 平成25年2月
5,000mg/kg以下であることが確実に確認できる測定方法として、環境省から廃棄物の種類ごとに「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第1版)」が公表されました。(平成25年2月環境省大臣廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)<表2低濃度PCB含有廃棄物の試験方法参照>

■ 平成26年9月
「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第2版)」が公表されました。(平成26年9月環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
<表2低濃度PCB含有廃棄物の試験方法参照>
[分析精度管理・試料溶液作成までの分析手順・絶縁油中微量PCBの簡易測定方法マニュアル第3版に記載する分析方法を適用するための手順書が示されました。]
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■ 低濃度PCB含有廃棄物を無害化処理認定施設で処理するためには、5,000mg/kg以下である等、判定基準以下であることを確認するための測定が必要です。

■ 平成29年4月
「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第3版)」が公表されました。(平成29年4月環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
①PCB入り廃感圧紙には5000mg/kg以下のものも存在し、これらは低濃度PCB含有廃棄物に分類され無害化認定施設等での焼却処理が可能であるため、廃感圧紙の基紙上に塗布されているマイクロカプセル中のPCBを適切に抽出する分析方法を定め追加した。
②廃感圧紙はその種類によっては低濃度含有廃棄物に適合しないものも含めれることから分析試料の採取方法についても捕捉した。

低濃度PCB含有廃棄物を無害化処理認定施設で処理するためには、5,000mg/kg以下である等、判定基準以下であることを確認するための測定が必要です。
弊社では、「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第3版)」に準拠した測定が可能です。
※廃感圧紙の試料採取、分析も行います。

1.低濃度PCB含有廃棄物とは

2.試験方法

3.試験フロー

4.お問い合わせ・申し込み方法

お問い合わせ、試験の申し込みは、最寄りの事業所/営業部にお願いします。
→最寄りの事業所/営業部はこちら

5.参考資料

・「無害化処理に係る特例の対象となる一般廃棄物及び産業廃棄物」等の一部を改正する告示
環境省HP

・「低濃度PCB廃棄物の処理に関するガイドライン-焼却処理編」(平成25年2月改訂環境省大臣廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
環境省HP

・「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第1版)」(平成25年2月環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
環境省HP

・「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第2版)」(平成26年9月環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
環境省HP

・「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第3版)」(平成29年4月環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
環境省HP

・低濃度PCB廃棄物に係る無害化処理認定施設に関する情報
環境省HP

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