商品案内
プラスチック製容器包装再生商品の品質測定を行います。
■プラスチック製容器包装再生商品の品質については、再生商品化製品の品質の向上、再生処理業者と再生商品化製品利用業者の間における品質情報の共有及び再商品化工程の収率管理を目的として、品質基準を設けると共に再生処理業者に対して再商品化製品の品質測定が義務図けられています。
■プラスチック製容器包装再商品化製品品質基準
●再商品化製品の品質基準
【材料リサイクル再商品化製品の品質基準】
①測定対象製品
原則、全ての製品を対象とする。
但し、PE単体、PP単体、PS単体、PET単体については製造量が少なくてPP・PE混合品の品質を管理することで概ね状況が把握できる場合は、測定を省略することができる。
②対象とする製品の形態
ペレット、減容品、フレーク、フレーク・フラフ混合品など全てを対象とする。
③測定項目
水分、塩素分、主成分、その他再商品化製品利用事業者から提示を求められる項目とする。
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当社は、PE単体、PP単体の1H-NMR法(プロトン核磁気共鳴法)による純度測定を行います。
1.PE単体、PP単体の純度測定方法
測定方法 | 1H-NMR法 |
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測定核 | 1H |
内部標準物質 | ポリジメチルシロキサン(PDCM) |
溶媒 | 重水素化テトラクロロエタン(TCE-d2) |
測定温度 | 120℃ |
純度 | PE純度(%)=エチレン量/サンプル量×100 PP純度(%)=プロピレン量/サンプル量×100 |
※NMR装置:
原子核を磁場の中に入れて各スピンの共鳴現象を観測することで、物質の分子構造を原子レベルで解析する装置。
2.関係法令等
・平成25年度プラスチック製容器包装再生処理ガイドライン
http://www.jcpra.or.jp/Portals/0/resource/law/kind/kind03/pdf_25/pla/pla_sanko_06.pdf
お問い合わせ・申し込み方法
お問い合わせ、試験の申し込みは、最寄りの事業所/営業部にお願いします。
→最寄りの事業所/営業部はこちら